旅先トラブル対処マニュアル
最終更新: 2026-04-18 · skymapr 編集部
「困った時に何をすればいいか」を 5 分で把握できる実用マニュアル。パスポート紛失・盗難・病気・欠航のような代表的なケースについて、最初の行動から帰国までの流れを整理。
出発前に準備すべき「緊急連絡リスト」
- 在外日本大使館・領事館の電話番号(渡航先)
- 旅行保険の 24 時間サポート番号
- クレカ会社の海外紛失窓口(全カード分)
- 航空会社の予約管理ページ URL・予約番号
- 家族・同行者の連絡先
※ スマホ内メモ + 紙コピーを別の場所に保管
1. パスポート紛失・盗難
- 警察で紛失・盗難届を出す(ポリスレポートを取得)
- 最寄りの 在外日本大使館・領事館 に連絡
- 選択肢 A: 帰国のための渡航書(有効期間数日〜数週間、日本行きのみ、手数料 ¥2,500 相当)
- 選択肢 B: パスポート再発給(有効 10 年、手数料 ¥16,000 相当、発給に数週間必要なケースもあり)
- 必要書類: ポリスレポート、顔写真 2 枚、戸籍謄本(FAX 取り寄せ可)、本人確認書類
- 航空会社に連絡して旅程の変更を相談(帰国のための渡航書で帰国便振替)
予防: パスポートの顔写真ページ PDF + 顔写真 2 枚をクラウド(Google Drive 等)に保存、紙コピーを別スーツケースに。再発給時間が大幅短縮。
2. クレジットカード紛失・盗難
- まずカード会社の海外紛失窓口に即電話(24 時間対応)
- カード利用停止
- 警察にポリスレポート依頼(盗難の場合、保険請求に必須)
- 不正利用があった場合、補償対象になる(60-90 日以内の申告が条件)
- 緊急カード発行: 大手ブランド(VISA / Master / Amex)は現地で代替カードを受取可(1-3 日)
※ スマホ決済(Apple Pay / Google Pay)を有効にしておくと、物理カードなしでも支払可能。バックアップに有効。
3. 病気・ケガ
- 旅行保険の 24 時間サポートに電話。日本語で対応可能な病院を案内してもらう
- キャッシュレス対応病院なら、現地での立替不要
- 対応外なら自己立替 → 帰国後保険会社に請求
- 診断書・領収書は原本を保管(コピーより原本が必要)
- 薬: 現地薬より日本からの常備薬を優先。持病の薬は処方箋を携行
- 大使館に連絡するほど重症なら、家族への連絡も手配してもらえる
予防: 行きの機内は気圧変化で体調悪化しやすい。マスク・水分・常備薬を機内持込に必ず。
4. フライト欠航・大幅遅延
- まず航空会社カウンターに並ぶ(オンラインより確実)
- 同時に航空会社アプリで自主振替も試す(列に並ぶより早い場合)
- 大手 FSC なら代替便・ホテル・食事券の手配あり(要請求)
- LCC は原則「次便振替 or 全額払戻」のみ。代替手段は自己手配
- EU261(欧州発の便)やモントリオール条約が適用されれば補償請求可能(€250-600)
- 旅行保険の「航空機遅延補償」も確認。ホテル代・食事代を後日請求
- AirHelp など専門業者経由で補償請求を代行してもらうのも手(成功報酬型)
補償請求は過去 3 年分遡って可能。帰国後でも十分間に合う。
5. スリ・窃盗
- 警察でポリスレポート取得(保険請求に必須、スリ被害もポリスレポート必要)
- クレカは即停止(上の 2. 参照)
- スマホ紛失: Apple や Google の「デバイスを探す」で遠隔ロック・データ消去
- 保険の携行品補償を請求(盗難の場合のみ、紛失は対象外が多い)
- 追加の写真証拠があれば保険請求に有利(購入時レシート・写真等)
予防: 財布・スマホはポケットより内ポケット or ワイヤー付きバッグ。観光地の「親切な声かけ」は要警戒。
6. 自然災害・政情不安
- 外務省のたびレジに出発前登録(緊急情報配信)
- 地震・津波: ホテルの指示に従う、高台に避難
- 政情不安・テロ: 日本大使館の指示に従う。外務省海外安全ホームページの最新情報を確認
- 帰国困難時は大使館経由で輸送手配、保険で救援者費用が補償される
緊急連絡先(代表的なもの)
- 外務省 邦人援護局 海外緊急電話: +81-3-3580-3311(24 時間)
- 外務省 たびレジ: www.ezairyu.mofa.go.jp
- 海外安全ホームページ: www.anzen.mofa.go.jp
- 在外公館リスト: 外務省公式(渡航先ごとに確認)