日本発 LCC 各社ランキング比較 — 7 社の使い分け

最終更新: 2026-04-21 · skymapr 編集部

3 行サマリー

  • ① 中長距離はZIPAIR、アジアはピーチ、中国はスプリングジャパン
  • ② 機内持込のみ完結なら LCC 優位、預け荷物多いなら FSC と総額比較
  • ③ マイル貯蓄目的なら LCC 不向き(ZIPAIR の JMB 加算以外)、現金で安く乗る運用

主要 7 社の比較

ZIPAIR TokyoJAL 子会社

🛫 路線:
成田 → LA・SFO・ホノルル・バンコク・シンガポール・ソウル等
◎ 強み:
中長距離 LCC 最強、フルフラット席あり、JMB マイル一部加算
△ 弱み:
繁忙期高騰、一部路線撤退の経緯

ピーチ AviationANA 子会社

🛫 路線:
関空 + 成田 → 韓国・台湾・香港・タイ・シンガポール等
◎ 強み:
関空拠点で関西発最安、アジア網充実、LCC の中では安定
△ 弱み:
中長距離なし、預け荷物追加料金高め

スクート(Scoot)シンガポール航空子会社

🛫 路線:
成田 + 関空 → シンガポール・バンコク・ベルリン・アテネ等
◎ 強み:
欧州直行 LCC あり、SIN 経由で東南アジア深掘り
△ 弱み:
日本発着路線限定、欠航頻度やや高め

ジェットスターカンタス子会社

🛫 路線:
国内線充実 + マニラ・台北・ソウル・ケアンズ等
◎ 強み:
国内線 LCC の定番、オーストラリア直行便
△ 弱み:
国際線路線限定、短距離中心

スプリングジャパン(春秋)JAL 資本参加

🛫 路線:
成田 + 関空 → 上海・ハルビン・天津等中国方面
◎ 強み:
中国本土最安級、上海経由の展開
△ 弱み:
中国中心、他エリア弱い

エアアジア(AirAsia)マレーシア資本

🛫 路線:
成田 + 関空 → KL・バンコク・台北等、KL 乗継で東南アジア網羅
◎ 強み:
東南アジア網最大、KL ハブで東南アジア内接続◎
△ 弱み:
日本発着便数限定、KL 乗継必須で時間かかる

タイガーエア台湾チャイナエア系

🛫 路線:
成田・関空・福岡・那覇・札幌 → 台北(主要)
◎ 強み:
台北直行便の価格最安級、地方空港発多
△ 弱み:
台湾中心、他エリアなし

よくある質問

LCC 各社の違いは?
路線網 × 機材 × サービス品質で分かれる。(1)ZIPAIR: JAL 子会社、中長距離(米西海岸・バンコク・シンガポール等)、フルフラット座席あり、(2)ピーチ: ANA 子会社、アジア全域、関空拠点、(3)スクート: シンガポール航空子会社、東南アジア深掘り + 欧州、(4)ジェットスター: 豪州系、国内線 + アジア、(5)スプリングジャパン: 中国系、上海ハブ、(6)エアアジア: マレーシア、東南アジア網最大、(7)タイガーエア台湾: チャイナエア系、台湾発着。
同じ路線なら最安はどこ?
路線・季節で変動。一般傾向は (1)東京-ソウル・台北: ピーチ ≤ ジェットスター ≤ チェジュ・エアソウル、(2)東京-バンコク: ZIPAIR・エアアジア X・タイ系 LCC、(3)東京-ロサンゼルス: ZIPAIR ほぼ独占、(4)東京-シンガポール: スクート・ZIPAIR。複数社比較サイト(Kiwi・Skyscanner)で実価格確認必須、SEASONAL セールで逆転あり。
機内の快適さはどう違う?
ZIPAIR は中長距離向けに『ZIP Flat』(フルフラットビジネス相当)席あり、他社とは一線を画す。ピーチ・スクート・ジェットスターは標準的 LCC 座席(シートピッチ 28-30 inch)。エアアジア X は ANA ビジネス相当の『Premium Flatbed』設定あり。長距離利用(8 時間超)なら ZIPAIR or エアアジア X の Premium 席が体力的に有利。
預け手荷物・機内持込の規定は?
会社毎に差あり、事前確認必須。機内持込は概ね 7kg・55×40×25cm が標準。預け手荷物は (1)ZIPAIR: 事前予約 20kg 3,000-5,000 円、(2)ピーチ: 20kg 約 2,500-4,000 円、(3)スクート: 20kg 約 3,000-5,000 円、(4)当日追加は倍額。2 泊以内の旅行なら機内持込のみで完結するのが LCC の王道戦略。
マイルは貯まる?
ほぼ貯まらない・使えない。LCC はアライアンス非加盟が多く、JAL/ANA マイル互換性なし。ZIPAIR のみ JMB(JAL マイル)加算可(一部運賃)。基本は現金で安く乗るのが前提で、マイル貯蓄目的なら FSC(JAL・ANA 本体)を選ぶ必要あり。
キャンセル・変更は?
一般的に厳しい。運賃クラス毎に差があり、最安クラスは<strong>キャンセル不可・変更不可</strong>が標準。変更可能プランは 20-50% 高い。短期の確定した旅行向けで、日程変更の可能性があるなら FSC or キャンセル OK プラン必須。旅行保険のキャンセル補償も確認。
遅延・欠航時の補償は?
LCC は補償が薄め。次便振替は自社便のみ、他社便振替は原則なし。長時間遅延でもホテル・食事補償は限定的(路線 + 規定次第)。EU261 等の法律に基づく補償は欧州発着便のみ適用。AirHelp(/guide/trouble 参照)等の補償請求代行サービスを活用するのが現実的。

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