年末年始の海外旅行 航空券が高騰する12月29日〜1月3日を避けて安く予約するコツ

最終更新: 2026-04-20 · skymapr 編集部

3行サマリー

  • ① 年末年始の最繁忙期は12月29日〜1月3日の6日間、通常月比で航空券3-4倍。ハワイ・欧米は30-50万円
  • ② 出発を12/28以前 or 1/4以降にずらすだけで2-5万円安くなる
  • ③ 予約のベストは8月中。9月以降は週5%ペースで値上がり、11月には最繁忙期と同水準

年末年始(12月末〜1月初)は年間最大の繁忙期で、航空券は通常月の3-4倍に跳ね上がります。GW・お盆・シルバーウィークと比べても特に値上げ幅が大きい期間。それでも海外に行きたいなら、日程を1-2日ずらす・予約時期を8月までに前倒しする・航空会社の販売開始日を押さえる、この3点が効きます。

なお、お正月休み明けの1月上〜中旬の旅行を検討している方は、/guide/newyear(お正月・1月上旬視点)のほうが実用的です。本ガイドは12月末〜1月初のピーク回避に特化した内容です。

年末年始の価格ピークは12月28日〜1月5日

需要予測に基づく出発日別の価格傾向を整理するとこうなります。最繁忙期は6日間で、その両サイドに緩衝帯が2日ずつあるイメージです。

出発日レベル価格帯コメント
12/28(月) 以前★ 狙い目通常の 1.3-1.5 倍年内ギリ出発で有休+土日を活用すれば価格はまだ穏やか
12/29(火) 〜 12/30(水)★★★ 最繁忙通常の 3-4 倍最繁忙期の入口、ハワイ・欧米は30-50万円
12/31(木) 〜 1/1(金)★★★ 最繁忙通常の 2.5-3.5 倍大晦日・元日出発、現地カウントダウン需要あり
1/2(土) 〜 1/3(日)★★★ 最繁忙通常の 3-4 倍帰国便ピーク、往路便も高止まり
1/4(月) 〜 1/5(火)★★ 下り通常の 1.5-2 倍下り、往路便は急落、復路便はまだ混雑
1/6(水) 以降★ 狙い目通常並み完全に閑散期、1/15までの2週間が年間屈指の安値帯

ピークを避けて出発日を25-28日 or 1/4以降にずらす

仕事納めと連動する12月28日(月)までに出発できれば、通常月+30-50%の価格に抑えられます。「仕事納め→そのまま空港」パターンで、年内ギリギリに現地入りするのがコスパ最強。帰国は1月4日(月)以降が狙い目で、特に1月5日(火)復路便は前日比で急落することが多いです。

具体的に有休を2-3日使うパターンを組むと次のようになります。

  • 12/25(金)有休 + 12/26(土)-1/4(月): 出発は12/25金夜便、年内はゆっくり、年明けは落ち着いた観光。計11連休
  • 12/26(土)発 - 1/4(月)帰国: 有休なし、最繁忙期の中では比較的落ち着いた日程。計10日
  • 1/4(月)-1/8(金)+ 1/9-11の3連休: 年明け後出発、完全に閑散期価格で1週間の海外旅行。計8日

航空券を最も安く買うタイミング(8月中の早割がベスト)

年末年始の航空券は「早ければ早いほど安い」パターンが最も顕著に出る期間です。月別の価格傾向は以下。

予約時期相対価格備考
5-7月100%最安値帯だが在庫確保のリスクあり、路線限定で検討
8月105%ベストタイミング、JAL/ANA先得・LCC早割が揃う
9月115%値上がり開始、残席逼迫路線あり
10月140%出発90日前、ラストチャンス
11月以降180-250%最繁忙期価格、ほぼ値下がりなし

※ 5-7月の100%を基準に、同一路線・同一便種での目安比較。路線・航空会社により変動。

年末年始におすすめの渡航先

🟢 価格跳ね幅マイルドな近距離アジア

  • ソウル(韓国): 値上がり1.5-2倍で済む、冬のソウル(寒いが屋内観光・グルメで集中可)。詳細:東京→ソウル
  • 台北(台湾): 冬でも15-20℃で過ごしやすい、年越しは台北101花火で定番。詳細:東京→台北
  • バンコク(タイ): 乾季ベストシーズン、12月は気温28℃前後で過ごしやすい。詳細:東京→バンコク

🟡 乾季ベストで現地費も抑えられる東南アジア

  • ホーチミン・ハノイ(ベトナム): 乾季終盤で涼しく晴天多い、物価1/3で年越しカウントダウンも穏やか
  • クアラルンプール(マレーシア): 多民族国家でクリスマス+新年の両方を祝う独特の空気
  • セブ(フィリピン): 乾季の海透明度ピーク、ダイビング・ジンベエザメ遊泳の最適期

🟠 南半球(中東経由で欧州も選択肢)

  • シドニー(オーストラリア): 南半球の真夏、シドニー湾の年越し花火が世界的に有名。航空券20-30万円で高めだが、逆位相の夏を楽しめる
  • 中東経由の欧州(エミレーツ・カタール等): 直行便より2-4万円安くなる路線多数、長時間フライト覚悟ならコスパ良

❌ 避けたほうがいい渡航先

  • ハワイ: 年間最高値、30-50万円が普通。有休組み込みでも20万円以下は困難
  • 米本土・カナダ: クリスマス休暇との双方向ピーク、航空券30-40万円
  • 欧州直行: 中東経由より2-5万円高い、クリスマスマーケット需要も重複
  • 中国・韓国・台湾の春節期間(2027年は2/6-2/12頃): 旧正月ピークで再値上げ

LCCは年末年始に本当にお得か(結論: ピーク時はFSCと差が縮む)

通常月なら圧倒的にLCCのほうが安いですが、年末年始は残席連動ダイナミックプライシングの影響でLCCの値上がり率がFSCより急激になる傾向があります。

時期LCC(ZIPAIR等)FSC(JAL/ANA)差額
通常月(東京-ソウル)¥25,000¥65,000-¥40,000
年末年始ピーク(同路線)¥85,000¥105,000-¥20,000

※ 目安価格。残席・予約時期で大幅変動。LCC料金は預け手荷物・座席指定別。

差が2万円まで縮むなら、マイル加算・変更ポリシー・機内食・預け手荷物込みのFSCのほうがトータルで安いことも多々あります。特に荷物が多い・子連れ・マイル会員の場合はFSC推奨。身軽な一人旅・短期ならまだLCCに優位性あり。詳しくはLCC利用ガイドを参照。

航空会社別の販売開始日・早割タイミング

航空会社販売開始(目安)早割タイミング
JAL 国際線出発330日前(2月上旬)Dynamic Saver/Special Saver は出発75-90日前
ANA 国際線出発330日前(2月上旬)Super Value Sale は出発75-90日前
LCC(ZIPAIR/ピーチ/スクート等)出発180-270日前早割は出発90-180日前、売切れ早い
海外キャリア(KE/CI/SQ等)出発330日前会社毎の季節セールを随時チェック

年末年始はJAL・ANAの公式限定セール(Dynamic Saver / Super Value Sale)が比較サイトに流れず、公式サイトだけで確認できる運賃クラスもあります。詳細はJAL・ANA公式 vs 比較サイトで整理。

skymaprで年末年始の日別最安値をチェック

各路線ページの「日別最安値」タブで、12月・1月の日別価格を俯瞰できます。週次タブで切り替えながら、ピーク回避日のめどを立てるのに便利です。

よくある質問

年末年始の航空券はいつが一番高いですか?
最高値は12月29日(火)〜1月3日(日)の7日間で、特に12月30日(水)と1月2日(土)出発が価格ピークです。通常月比で航空券は3-4倍、ハワイや欧米長距離だと30-50万円に達します。逆に言えば、出発を12月28日(月)以前 or 1月4日(月)以降にずらすだけで2-5万円の差が出やすい期間でもあります。
予約はいつするのがベストですか?
結論は8月中です。理由は(1)航空会社が年末年始の需要予測を確定させる前、(2)JAL/ANAの先得割引・Super Value運賃が公開されるタイミング、(3)9月以降はLCCの早割枠が尽き始める、の3点。9月に予約しても悪くはないですが、10月以降は1週間ごとに5%ずつ値上がりしていくイメージで、11月にはほぼ最繁忙期と同じ水準に達します。出発90日前(≒10月上旬)を目安に決断するのが現実的ラインです。
年末年始におすすめの渡航先は?
航空券の跳ね幅が比較的マイルドで過ごしやすい順に、(1)韓国・台湾など近距離アジア(1.5-2倍で済む)、(2)タイ・ベトナム・マレーシアの乾季ベスト路線、(3)南半球で逆位相の夏を楽しむオーストラリア・ニュージーランド。逆に避けたいのはハワイ・欧米・中国旧正月シーズン(1月下旬〜2月上旬)。ハワイ直行便は年末年始に限り30-50万円になり、欧米はクリスマス休暇との双方向ピークで割引がほぼない状態です。
JALとANAの販売開始日は?
JAL国際線の年末年始往復は、出発の330日前(おおむね2月上旬)から予約可能。ANAも同様にほぼ330日前から。ただし実際に価格が安定するのは8月頃以降で、春の早期販売はまだ需要予測が不安定なため値段が揺れることもあります。LCCは出発の90-180日前頃に早割が出ることが多く、JALのDynamic Saver・ANAのSuper Value Saleは出発の75-90日前がタイミング。詳しくは /guide/jal-ana-vs-ota 参照。
LCCは年末年始でも安いですか?
結論は「ピーク時は意外とお得感が薄れる」です。ZIPAIR・ピーチ・ジェットスター等のLCCは通常月比で3-4倍に跳ね上がり、FSC(JAL・ANA)の値上げ幅(2-3倍)より急騰します。これは残席連動ダイナミックプライシングで、需要が極端に集中するため。結果的に、年末年始のソウル・バンコク路線ではLCC 7万円 vs FSC 9万円まで差が縮むこともあります。荷物多め・機内食希望ならむしろFSCが総額で安いケース多数。
1月4日以降の出発は本当に安いですか?
1月4日(月)は復路便こそ混み合いますが、往路便は価格が急落します。1月5日(火)〜1月15日(金)の期間は閑散期の一部とみなされ、ソウル・台北・バンコクなどアジア路線は通常月並みの価格に戻ります。有給休暇を1月4-8日に取れるなら、この日程での海外旅行がコスパ最強。年始開始前の静かな観光地+安い航空券で、年末年始の喧騒を完全回避できます。
お正月休み明けの旅行なら /guide/newyear も参考になりますか?
はい、/guide/newyear は「お正月休み明け・1月上〜中旬の連休」視点で書かれています。本ガイドは12月28日〜1月5日のピーク回避特化ですが、1月6日以降の旅行を検討するなら /guide/newyear のほうが実用的です。併せてお読みください。

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